新しい制度、
産後パパ育休をとってみたので、感想を書きたいと思います。
産後パパ育休とは
産後パパ育休とは産後8週間以内に4週間(28日)を限度として2回に分けて取得できる休業で、1歳までの育児休業とは別に取得できる制度です。 男性の育児休業取得促進のため、取得ニーズが高い子の出生直後の時期(子の出生後8週間以内)に、これまでよりも柔軟で取得しやすい休業として設けられました。
労使協定を締結している場合に限り、労働者が合意した範囲で休業中に就業することが可能です。
引用:厚生労働省ホームページ
通常育児休業では、就業が原則NGなのですが、条件下で就業が可能なんですね。
ポイントで休めるし、終わらない仕事があった場合は、ポイントで就業もできるし、実態にあった良い制度だな~と思いました。
また、産後パパ育休と通常の育児休業は別の制度なので、産後パパ育休後に通常の育児休業も取得可能なんですね。
育児休業中の金銭面はとにかく厳しい・・・。
ということで、休めて、かつ、就業もできる良さそうな制度を早速使ってみました。
育児休業等期間中の社会保険料免除
大前提として、育児には金銭管理が重要項目だと考えています。
そのため、育児休業等期間中の社会保険料免除をうまく使うことは大切な育児の一つだと思います。
そして、令和4年10月より社会保険料免除の要件が一部変わりました。
●同月内に14日以上育児休業等を取得した場合も免除されます
これまでの保険料免除要件(育児休業等を開始した日の属する月から終了する日の翌日が属する月の前月まで)に加えて、育児休業等を開始した日の属する月内に、14日以上(休業期間中に就業予定日がある場合は、当該就業日を除く。また、土日等の休日も期間に含む。)の育児休業等を取得した場合も、当該月の月額保険料が免除されます。
●賞与保険料の免除要件が変わります
賞与保険料は、賞与を支払った月の末日を含んだ連続した1か月を超える育児休業等を取得した場合に免除されます。1か月を超えるかは暦日で判断し、土日等の休日も期間に含みます。
今までの、月末を狙って取得して社会保険料免除となっていたことに加えて、育休取得と終了が同じ月でかつ14日以上休業を取得していれば免除になるようです。
同じ月っていうのはやっかいですが、適応が広がったことは良いことです。
賞与は厳しくなりましたね。賞与月の月末の休みでも良かったものが、それに加えて1カ月以上休業を取得する必要があります。
産後パパ育休とってみた
うちの条件としては、両親は近くにおらず、夫婦と2歳の長男と3人暮らし。
9月19日に次男を出産し、そこから妻が5日間入院。
退院日の9月23日から産後パパ育休取得を開始しました。
プランとしては、
1回目:9月23日~10月13日
2回目:10月31日~11月6日
の計4週間取得しました。
そして、出産予定日が9月29日だったため、実は産後パパ育休の該当期間の起算日は9月29日となります。
つまりは、生まれたのは9月19日ですが、予定日は29日でありそこが起算日のため、9月29日から8週間は通常の育児休業は取得できません。これは難点ですね。
そのため、私の場合は仕事の兼ね合いもあり11月28日から通常の育児休業を取得しました(11月25日以降から通常の育児休業が取得可能となる)。
12月は賞与月でもあるため、そこから1カ月以上取得しました。前回の育児の経験から、出産から3か月間は大事にしたいと思っていましたので。
で、
実際のところなんですが、産後パパ育休の期間は、私の場合はめっちゃきつかったです。
出産直後の1カ月が頑張り時ですが、この期間にやる気になれば仕事が出来ちゃう状況下にあるのは良くなかったですね。
私は、役職もついており、介護保険系の施設に勤務している理学療法士なのですが、感染症の流行りやすい季節であったり、人事考課の時期であったりと、休みであれば気にしなくて良かったことが、たまたま勤務日に感染症対策をしなければならなくなったり、職員との面談だったり、イレギュラーな仕事だったりが降ってきました。
育児に集中したいところが、そこに仕事を気にする時間ができてしまったのは、私にとってはかなりのストレスでした。
産後8週間の中で、その半分の4週間しか休めないというのはかなりきつかったです。
これなら、まとめて数か月取得する、通常の育児休業を使っていれば良かったと思いました。
まああくまで個人の感想なので、ダブルタスクが得意な人などは良いかもしれません。
私は不器用なもので・・(笑)
ただ、適度に仕事ができるので、金銭面的にはありがたいですね。
ま、両親などに言わせれば、私たちのころにはそんなものなかった・・という話なのでしょうが(笑)
今と昔は違いますからね。
なんにせよ子供は可愛い
まあ色々書いてきましたが、子供や家族のためなら頑張れますよ。
なにより子供は可愛いです。
仕事に追われ、知らない誰かのために尽くしていつの間にか年月が経つ今日この頃ですが、やはり自分の家族との時間を大切にしたいですね。
本当に大切なものを大切にしていきたいですね。
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