【夫の育児休業】長男2歳が気管支肺炎で入院した話

治療記録

現在、長男(2歳1カ月)と次男(0歳2か月)を夫婦で育児中。

双方の両親は仕事をしており、自動車で2時間程度の距離(母一人で来ることは結構ハード)。

そんな中、長男が気管支肺炎の診断で入院しました。

もっと大変な条件の家庭はたくさんあると思いますが、備忘録的に書いていきたいと思います。

続く熱発

長男は入院に至る1週間前くらいから38℃以上の発熱が続いていました。

その頃はインフルエンザが流行っており、息子もついにかかったかと思い、た翌日に小児科を受診。

インフルエンザ、新型コロナウィルス、溶連菌などの主要な検査を行い、全て陰性。

咽頭の炎症もあったため、吸入薬と内服薬の対症療法となる処方を受け、自宅療養していました。

今までの発熱であれば1~2日で解熱し元気になるのですが、今回は好きな食べ物も食べず食事はかなりムラがありました、また、毎日夕方頃にはお布団に横たわってTV見てるなどすごく大人しかったです。

解熱剤を使えば一時的に熱は下がるものの、毎晩高熱を出す長男…

ここまででだいたい5日間ですかね。

近くに夜間受け入れ可能な病院・診療所がない

熱の続いたとある夜間、咳が止まらず、対応はしていたが止まらず、最終的に夕食を嘔吐。

すでに22時くらいであり、ひとまずは緊急用(発作時)の吸入薬を使用。

同時に、近隣病院に電話を行うも、夜間に小児科医が不在のため、受け入れを断られる。

救急時の電話サービスに繋ぎ、夜間対応実施している病院を紹介してもらい電話。

しかし、まったくつながらず・・・。

再度、電話サービスに相談するも、一番近い病院でも1時間以上移動に要するとのこと。

ひとまず、紹介された先に電話。

しかし、小児科の対応が困難であり、断られる。

最後にかけた電話先で、夜間対応の看護師に具体的な状態を相談し、「クループ症候群」ではない可能性もあり、自宅で様子観察を行うことに。この時は電話口の咳の様子を聞いてもらいました。

▼こんな咳になるようです(ササとうこチャンネル)▼

気管支肺炎で入院

その日の晩は2時間程度咳が続きました。吸入薬の効果が効いたのか症状は徐々に緩和し、咳が止むと同時に長男も疲れ果てた顔で眠りました。そのまま夜中は数回咳をしていましたが、苦しむようなことはありませんでした。

次男も起きてしまって夫婦でそれぞれの対応したり電話したりが大変な夜でしたね・・・。

翌日以降では、熱は落ち着いていましたが、咳は続いており咳反射での嘔吐(少量)も2回ありました。

明らかにいつもと違った症状であるため、再度かかりつけ医を受診したところ・・・

肺雑音があり、レントゲン撮影。

肺~気管支周辺に陰影が見られ、入院の必要を医師から伝えられました。

結果的に長男は気管支肺炎の診断で入院となりました。

かかりつけ医は小児科の入院病床がないため、紹介状をもたされ、別病院へ向かうことに。

入院歴のある知人に情報収集をしながら、入院準備。

入院に向けて準備したもの

紹介状をもって入院先の病院へ向かいました。時間帯は12時過ぎ…

そのまま入院手続きと言われましたが、入院の準備ができていなかったので一旦帰宅し、午後に入院することにしました。

食事も済ませていなかったため、2時間程度で準備をすることに。

参考までに持って行ったものを共有します。

・衣類:パジャマ(2着)、肌着、タオル

・処方薬、お薬手帳、母子手帳、保険証、福祉医療費受給資格者証

・おむつ:日中用とおやすみマン

・おもちゃ(アンパンマンのぬいぐるみ、はじめて図鑑、積み木)

※入院中に持っていってよかったおもちゃは別の記事でまとめますね。とりあえず入院初日に持参し たものを記載しています。

・絵本(お気に入りの3冊)

・iPad、充電器、延長コード、スマホスタンド

・食べ物(長男が好んで食べるもの→パン、バナナ、みかん、卵スープ)

・大人の着替え、洗面用具

非常につんでいる

小児の入院には家族1人の付き添いが必要。

当然、付き添い人は患者ではないため、入浴、食事、就寝等々のことは自分でどうにかしなければならない。

もう一方は、自宅で0歳児の育児。

0歳児の方も風邪症状あり。

私が育児休業をとっていたため、どうにかはなったが、それにしても手厳しい。

お互いの両親もまだ働いており、来るのにも一苦労なため、中々頼れない。

週末に、私は外せない要務も入っており調整が必要・・・。

無理なもんは無理、人に頼ろう

最終的には、夫婦のどちらかが入院付き添いを行う前提で、頼れる人達にSOSラインを送りました。

入院中の長男の左手には常時点滴、鼻カニューレ、この狭いベッド(幅103.9cm×長さ208.3cm)で二人で就寝・・、きつい(笑)

食事はベッド上で、薄味食事・・・。

ハードモードですね。

実際の対応は、入院中にもっていったものを紹介する際にまとめますね。

結果的に、

入院初日は、15時入院、妻付き添い入院、夫自宅で0歳児育児(後輩を呼び、抱っこ補助で入浴と食事実施)。

2日目は、19時に交代、夫付添入院、妻自宅で0歳児育児。

付き添い入院中はシャワー浴ができるものの日中のみ。

2歳児を病室1人にして30分以上も離れるのは心配であり、入院付き添いでは入浴はしませんでした。

そのため、自宅に帰っている間に妻は入浴。

妻が0歳児の呼吸音異常を感じ、小児科に受診(大きな問題はなし)。

3日目は、16時ごろに交代、妻付添入院、夫自宅で0歳児育児(後輩2人を呼び、抱っこ補助及び夕食を買ってきてもらう)。

4日目は、19時ごろに交代、夫付添入院、妻自宅で0歳児育児。

5日目に、長男の点滴が抜ける。

11時ごろに交代、妻付添入院、夫自宅で0歳児育児。

夫側の母を召喚し、抱っこ補助。

6日目、退院が決定。

妻側の両親を召喚し、退院の迎えに行く。

無事に退院となりました。

ほんと、一安心でした。

自分を責めてはいけない

子供たちを心配しまくっていたという前提はあるとして、夫の私としては「とても良い経験になりました」。

1回育児休業をとったことがある経験から、育児の大変さを分かったつもりになっていました。

長男、次男を一人で見る機会をもらい、改めて妻の大変さ、偉大さを確認できた機会になりました。

また、育児に集中できる環境に強制的になったため、子供と向き合えるとても良い経験となりました。

さて、

先生にも「もっと早く受診したほうがよかったとか、できることはあったか?」と確認しましたが、「こればっかりはわからない。」と言われました。

とはいえ、大事な子供たち。

自分を責めてしまう気持ちは出てきてしまいます。

うちとしては、「次につながる反省は共有し、じゃあ次にこうなったらどうするか。」を話して終わりにしました。

とにかく、判断に迷ったら病院に相談する。

これに尽きると思います。

家族以上に大切なものはないと思っています。

終わりに

本当に良い経験でした。

日常がいかに大切で、幸せか。

子供たちが騒がしいことは、元気な証拠であり、なんと素晴らしいことか。

この毎日、子供、なにより妻、助けてくれた友人たちに感謝を。

この備忘録が、何らかのお役に立てば幸いです。

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