※記事を書いたのは2021年12月
ブログの更新もしており、育休のくせに暇を持て余しているのではないか疑惑があるので(私の勝手な被害妄想)弁明します(笑)
ま、もともと更新しようと思っていた退院後の育児の記録です。
よく
「家で何してるの?」
と言われるのですが、
「育児」をしています。
この質問はよく、男性に聞かれます。
毎日ほんとに「あっ」という間です。
退院~1週間
退院し、赤ちゃんの過ごす環境を生活しながら整えていきました。
というのも、出産が予定より早かったためです。
現在、妻の実家にいますが、両親とも仕事があり、義父は平日はほぼ単身赴任。
義母は平日は仕事で夜間しかいないため、私と妻の二人で育児が基本です。
私がいない場合は、いわゆるワンオペになりえたので、育児休業をとって本当に良かったです。
ミルクの作り方、あげ方、げっぷのさせ方、おむつの交換、寝かしつけ、沐浴・・
二人で一緒に手探りで行いました。
また、各種助成金の申請も行いました。
妻の実家から現住所にの市役所に移動し、(この往復も3時間ばかしかかるので中々大変)手続きを済ませました。
なにができるかは、ネットで検索すると出てくるのでもれなく活用すると良いと思います。
市役所でも一通り紹介してくれると思います。
あと、住んでいる市はチャイルドシートの補助もあります。
(上限5000円ですが)
・・・で、退院後の妻にオムツ交換等々を教わりつつ市役所に書類申請等を行っていたらいつの間にか1週間経ってました。
最低限、退院直後の1週間は育休はとろうと思っていた時期もありましたが、1週間、ほぼ何もできませんでした。
効率の良い人であれば別かもしれませんが・・。
2週間~1か月
2週間目あたりからオムツやミルクや抱っこ等々慣れて行えて来ました。
一方で、毎日昼夜問わず1~3時間おきの抱っこ。
2週間経験したあたりから寝不足の大変さを理解しました。
さらに、乳児湿疹や便秘等々わからないことも出てきます。
適宜調べて調べると逆に不安になりながら対応する毎日です。
妻は検索魔
私はテキトーでちょうどよかったです。
また、そのような時にパパママの先輩の友人に聞きながら納得いく形で対処していくことで安心して乗り越えています。
そんなこんなで2週間健診がありました。
かかりつけが車で1時間の病院だったため外出もドキドキでした。
チャイルドシートでお尻はふやふや。
受診前はミルクを上げられないのでそのタイミングをどうするか。
移動中に泣かないか・・。
授乳室は?オムツ交換は?・・
うちの子は外ではおとなしい子だったので特に問題はありませんでした。
そして、車のゆれは寝かしつけに丁度良いです。
一人で抱え込むと爆発します。
寝不足は人に配慮できない状態に導いていきます。
なので、いつもより背伸びした優しさとなるべく妻にも寝てもらったり休む時間を作ることが大事です。
とはいえ
こちらも寝不足の時もあるので自分の余力のある時に優しさを発揮すると良いと思います。
(優しさの貯蓄(笑))
育児を続けていくとこちらの余力のある時と妻の余力のないタイミングが重なってきますので、段々と・・ですね。
あと、妻の体は出産後で傷ついた状態で治しているの最中であり、
また、ホルモンバランスは崩れています。
妻がもし機嫌が悪かったり、怒ったとしても怒りたくて怒っているわけでもありません。
それこそ、助けてくれというサインかもしれません。
・・・・
ここまででだいたい1ヵ月でしょうか?
1カ月一緒に過ごしてやっと妻の大変さをある程度は理解できたかなと思います。
もし、仕事をしていたら夜間帯の子供の様子を見る場面が増えると思います。
夜間帯は、お風呂後であったり日中動いていたりで比較的静かなことが多いんですね。
なので、日中ずっと抱っこしながら家事をしていた様子などは想像しづらくなりますよね。
私は、一緒に日中も過ごしたことでこの辺は想像できるようになりましたが、昼間の苦労を仕事復帰後も忘れないようにしていきたいと思います。
正直、最低1ヵ月は過ごさないと育児を共に行った感覚は持てなかったと思います。
これらはすべて経験に基づく意見ですが、育児休業とるなら少なくとも1ヵ月。
とらなくても妻へのいつも以上の感謝を。
ま、
子どもが可愛かったり、今が幸せなことは書かずともわかると思ったので、「大変」を中心に敢えて書きましたが、ほんと~に子どもがそれ以上に可愛いです。
まとめると、
今回、一つだけ共有したいのは
「当事者にならないとわからないことの多さ」
です。
育児は楽しくも、寝られず、わからず苦慮はすると知っていましたが、想定以上でした。
個人差はあるのでしょうが、1~3時間おきに起きます。
しかも泣きます。
ミルクかオムツか抱っこか・・
そして対応したからと言って寝るわけではありません。
昼間に何かに集中できる時間がつくれなくなりました。
これらの大変さは、活字で理解はできますが、どのくらいどのように大変かは実際に経験しないとまったくわかりませんでした。
つまりは、
「わかったつもり」
になっていました。
わからないものを理解する努力は必要ですが、わかったつもりになる可能性を自覚しつつ、驕らずにいようと思いました。
ま、
認知的共感ですね。
育児を介護に置き換えるわけではありませんが、家族介護者の話を聞く時にもこの点は肝に銘じていきたいと思います。
妻にしろ夫にしろ、介護者にしろ、世の中には凄い人がたくさんです。
無知の知ですね。
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