独断と偏見に基づく、人に優しくなれない時、ほっこりできる漫画ベストを3つ紹介します。
シンプルに心がぽわっと温かくなります。
2023年12月時点での私の気持ちに基づくものです。
どんな主人公が、何をして、どうなっていく物語かで紹介しますね。
町田くんの世界
メガネをかけた物静かな真面目な高校生の町田くん。
だけどこう見えて、勉強はできない、運動もできない町田くん。
でもなぜか皆から愛される町田くん。
ふつうは口にするのが恥ずかしいようなこも、当たり前の顔をして、当たり前のように話したり、行動したりします。
そんな彼の日常をつらつらと書いた漫画です。
ラブコメ的要素もあります。
当たり前の優しさをするって、結構勇気がいることだと思います。
でもそれだけで救われる人がいます。
そんなことに気づかさせてくれる漫画です。
では好きな名言を。
「生まれたばかりの弟を見たとき思ったんだけど
そうか 人は 生れてくるだけでいいんだなって
生まれてくるだけで もう充分なんだって」
町田くんの世界 5巻より
子供がいる今だからこそ、余計にわかる言葉です。
本当に心があったかくなる漫画です。
全7巻で完結済みです。
そんな栄養補給したいあなたにぜひ。
岳
山に住みながら、山岳救助ボランティアを行う島崎三歩。元々は海外の山々を登りながら山岳救助も行ってきており、日本に戻ってきた。そんな彼や仲間の山岳救助を通して、山を訪れる人たちとの交流や救助を通して、山の安全や危険性、それぞれの登山への想いや人生が描かれた作品です。
小栗旬が主演で映画にもなってましたね。
私は、仕事がきついときにちょうどこれを読んでいました。
救助に当たって、命のやり取りが行われるストーリーを読みながら、自然の偉大さと、主人公の寛大さ。
それを目にし、いろんなことがちっぽけに感じました。
小さなことにうじうじしてる自分が馬鹿らしくなるくらい、切迫していたり、ほっこりしたりするそれぞれの人生の話に触れることができます。
では、好きな名言を。
「万が一ダメは、99.99%オッケーなんだから」
岳 完全版 6巻より
とても前向きな主人公の性格を表した言葉ですね。
結構日頃悩んでいることって、命とか家族とか自然とかに比べると、どうってことないんですよね。
この漫画は、登場人物の人生にも触れつつ展開するので、読みながら、最終的には「楽しく生きよう」と思えたりしました。
完全版は全9巻で完結済みです。
おすすめです。是非に。
スーパーの裏でヤニ吸うふたり
いつも仕事終わりによるスーパーのレジの山田さんを秘かに癒しにしている冴えない中年サラリーマンの佐々木さん。とある日に、とある女性田山さんに誘われスーパーの裏でタバコを吸うことになり、喫煙場所での奇妙な関係が始まる・・・。
個人的には、めちゃくちゃおもろい!ってわけではないんですが、なんか読んじゃう。
で、意外とあっという間に読み終わっちゃう。
そして、よくわからないけどほっこりする。
そんな漫画です。
なので、ずばっ!という名言は個人的にないんですよね。
全体的にゆるっとふわっと展開していく。
現時点で、全3巻で未完結です。
ゆる~っと読みたい方にはぜひ。
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